世の中様々なことが普及していますが、インターネットが普及するに際して、以前はなかなか手に入りづらかった求人の情報が比較的に簡単に入手できるようになって来ました。多くの企業で良い人材を獲得するために、ホームページ上などで積極的に自社の情報を開示し、就職関連のページを別に設けています。しかし、企業のサイトや転職サイトの情報は、企業が記した物なので、難点になるような内容は知っていながら載せない例が有り得ます。それから、関心ある内容がそういったサイトや求人の情報には記載されていなかったり、面接でも質問しにくかったりする場合もあります。

そういう時に、ネットで検索して、その企業の情報を収集しておくのは、あまり珍しいことでは無くなっています。また、求人サイトのほうも企業が出している求人の情報の他に、評判や口コミ情報などを掲載している場合もあります。実際に働いている人からの口コミ情報は、通常わからない会社内の雰囲気やよいところ、問題点などが記されている場合が多く、非常に有益です。最近よく話題になるブラック企業のように、求人情報の待遇と実際の業務とがかけ離れている場合、口コミ情報からそういった企業を見分けられる可能性もあります。
ただし、それが有益なのは情報に誤りのない時です。web上の匿名情報などには、誤りや恣意的にゆがめた情報が合い交えている場合もあり、注意が必要です。また、インターネット上で情報が多くあるのは、しょせん書き込む事のある人が多い企業、つまりある程度従業員数が多いか著名な企業の場合です。規模の小さい企業の場合は、コンテンツ上の情報がそもそも殆ど無い事のほうが多いでしょう。

正しいような情報などでも、情報自体が古くなっている場合もあります。そのような理由で、ネットの情報などだけでは推し量れない部分もあります。

そんな時はやっぱり面接などで先方に尋ねてみたり、できることならば職場を見学させてもらったりするのが重要となります。求人情報、口コミ情報のみを信じるのでは無く、いろいろな情報を総合して判断するようにしましょう。

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